ながらスマホの自転車事故事例|事故を起こした際の損害賠償について解説!

普段から街中でスマホを扱いながら自転車を運転する人を見かけたことがあるかもしれません。最近では、ながらスマホでの自転車事故が多発しており、高額な損害賠償事件の事例も少なくないのが現状です。

本記事では、ながらスマホでの自転車事故を起こした際の損害賠償について解説します。

この記事を読むことで、ながらスマホでの自転車事故の危険性を理解し、自転車事故の防止策を得ることができます。

ながらスマホとは

ながらスマホとは、スマホを操作しながら別の動作を行うことです。例えば、スマホを扱いながら道を歩いたり、本を読んだりしている状態です。どちらにも注意を向けなければならないため、結果的に注意力が散漫になってしまいます。

ながらスマホの中でも自転車や自動車を運転しながらスマホを操作するのはとても危険です。

ながらスマホによって注意力が散漫し、手元の動作も不安定になり事故に繋がってしまう可能性があります。

道路交通法の改正によって厳罰化されましたが、同法律は自動車だけではなく自転車にも適用されます。つまり、自動車でも自転車でも、ながらスマホによって交通事故を起こした場合、何かしらの罰則が加害者に科されるのです。

ながらスマホでの事故発生件数

スマホの普及が広がるとともに、ながらスマホでの交通事故件数が年々増えています。自動車でのながらスマホによる事故の発生件数ですが、以下の統計を見てみましょう。


(引用:警視庁「やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等の使用」)

特に令和2年度以降で死亡事故が増えており、スマホを使用していない事故と比べても死亡事故率が約2.4倍です。自転車の場合、ママチャリと呼ばれる一般的な自転車の平均時速は15km/hと言われています。仮にながらスマホをしながら自転車を運転していた場合、前方の障害物や歩行者に気が付くのが遅れて15km/hでぶつかってしまう可能性があるのです。

当然、被害者は怪我をする可能性があり、非常に危険です。ながらスマホをしていると前方確認が遅れてしまい、ブレーキや回避の判断ができずに怪我を負わせてしまう可能性があります。このように、ながらスマホでの、前方不注意による事故や運転の操作ミスにより事故が発生しています。

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